満員電車って、そもそも避けたいよね。
こんばんは。
ひやむです。
昨今のコロナによる外出自粛で人々の移動の様子は全く変わりましたね。
通勤ラッシュの時間帯でも電車の座席に座れる。帰省ラッシュの時期でも新幹線の乗車率が0パーセントに近い。
日々、そんなニュースを目にします。
もちろんこれらは行動が制限されている結果で、永遠に続くわけではありません。
では外出自粛が解かれたら、今までのような通勤ラッシュや帰省ラッシュが戻ってくることが理想なのでしょうか。
僕は、決してそうではないと思います。
通勤ラッシュを避けたオフピーク通勤。テレワークの活用による通勤回数の削減や、オンライン会議による出張回数の削減。帰省ラッシュを避けた帰省。
このように「混雑時を避けた移動」「移動そのものの削減」に引き続き取り組んでいけば、日本の交通機関や道路の混雑はもっと緩和されるのではないでしょうか。
まず、オフピーク通勤に焦点を当ててみましょう。
日本の、特に東京圏の通勤電車の乗車率は先進国の中でかなり高い数字を叩き出しています。
そんな状況を改善すべく、複々線化や車両の増結など各鉄道会社がインフラの整備に力を入れています。
しかし、インフラの整備にも限界があります。
朝夕のラッシュの時間帯には3分間隔で電車が来ても超満員なのに、昼間は10分間隔で来ても普通に座れる。東京の鉄道の混雑状況ってこんな感じです。
このように、時間帯による混雑率の偏りが大きすぎることが問題だと思うのです。
午後から通勤するといった極端なことでなく、各々が1〜2時間ほど通勤時間をズラすだけでも、通勤ラッシュって大幅に緩和されるはずです。
帰省ラッシュに関しても同様のことが言えるのではないでしょうか。
皆が同じ時期に、同じ方面に移動するから混雑するのだと思います。
確かに大人数の世帯が一斉に帰省するとなれば、ゴールデンウィークやお盆や年末年始など、世間的に長期休暇の人が多い時期が一番都合が良いでしょう。
しかし現代においては、1人世帯や2人世帯といった少人数の世帯が増えてきています。
例えば1人暮らしの人であれば、普段の土日休み+有給休暇1日か2日くらいでも手軽に帰省できます。
仮に兄弟で帰省の時期を合わせようと思っても、この方法を使える人は多いのではないでしょうか。
現に僕の周りの同年代(20代)の人たちは、混雑する時期を避けて帰省している人が多いです。
企業においても、一斉休暇の風習は徐々に見直されているように感じます。
僕の働いている会社ではお盆の一斉休暇はなく、9月頃に長期の休暇を取る人が多いです。
ピーク時を避けて帰省や旅行に行きたい人が多いようです。
こういった流れがどんどん広がっていけば、帰省ラッシュも段々緩和されるのではないでしょうか。
また、必ずしも都会に住む家族が田舎に住む家族に会いに行くのではなく、その逆をやってみるのも一つの手ではないでしょうか。
都会に住む家族が田舎に住む家族を招待するのです。
この方法は、家族の構成人数や年齢、その他個々の事情によって難しい場合も多いと思います。
しかし核家族化が進む現代においては、こういった選択肢も十分に考えられます。
僕がここまでにあげた混雑緩和の方法は、あくまで一例にすぎません。
個人や企業がそれぞれ工夫をすることが大事です。
僕も個人レベルでできることには積極的に取り組みたいです。
コロナによる外出自粛が終わった後、日本の交通機関の混雑が緩和されることを心から願っています。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次の更新までしばしお待ちください。
ひやむ